東京大学音楽部女声合唱団コーロ・レティツィア

<練習内容>

  練習は週に2回、水曜日の18:45~21:00と土曜日の13:00〜16:40に行っています。練習開始は5限の授業後なので、授業に出られなくなるという心配はありません。水曜日は先生に指導していただき、土曜日は学生指揮者を中心に学生のみで練習しています。
  活動場所は駒場キャンパスのコミュニケーションプラザや学生会館なので気軽に参加できます。

【練習時間割例(水)】
  18:45 ~ 18:55 体操・ストレッチ
  18:55 ~ 19:20 ブレス、発声練習
  19:20 ~ 20:55 パート練習や合わせ練習
  20:55 ~ 21:10 諸連絡

1. 体操・ストレッチ
  いきなり歌い始めるのは喉に負担をかけてしまうので、まずは体操やストレッチで体をほぐします(気持ちいいですよ!)。腹筋や背筋のトレーニングをすることもあります。体幹を鍛えることでより豊かな声を出せるようになります。

2. ブレス
  息を上手くコントロールする訓練です。一拍はいて一拍吸う……の繰り返しから、三拍一拍、七拍一拍などいくつかのバリエーションをこなします。息のコントロールは発声の基礎の基礎です。ここをおろそかにしてはいけません。

3. 発声練習
  ハミングから始めて、「a」や「e」などの母音で音を伸ばしたり、さまざまな音の変化を滑らかに歌い上げたりする練習を行います。発声をしっかりやっておくとその後の練習でも歌いやすくなります。時には40分近くやることもあり、慣れないうちは途中でぼーっとしてくるかもしれません。しかしこれを続けているといつの間にかとてもよく響くきれいな声になっていきます!

4. パート練習
  パート練習ではパートごとに分かれて音取りを行います。音取りとは楽譜を見て正しく歌えるように練習することです。まず、電子キーボードの音に合わせて歌いながら音やリズムを確認します。一通り歌えるようになったら、今度はキーボード無しで歌います。それでも歌えるようになったら歌詞をつけていきます。あまり楽譜を読んだり音を取ったりするのに自信が無い人でも、みんなで丁寧に練習していくので安心してください。
  ちなみに女声合唱では三つのパートからなる曲が多く、上から順にソプラノ、メゾソプラノ、アルトと呼ばれます。所属するパートは自分がもっともきれいに歌える音域に合わせて決めます。

5. 合わせ練習
  パート練習でそれぞれのパートが正確に歌えるようになったら、今度は全パートで合わせて歌います。他のパートと一緒に歌ってみると、つられて音を見失ってしまったり逆に歌いやすくなったりします。何より今まで一部分しか見えなかった曲の全体像がつかめるようになります。ハモリやパートごとの掛け合いなどができてとても楽しい時間です。
  またこの段階で音楽としての表現に入ります。曲の詩に込められた意味を吟味しつつ、音の強弱や単語の抑揚、歌詞の発音など、美しい演奏を目指して歌い方を洗練していきます。

6. 諸連絡
  合唱団として活動していくには練習以外にも様々な仕事をしなければなりません。 諸連絡では、責任者や学生指揮者(通称、学指揮)を中心に様々な役職の人が各々の仕事に関係する連絡や確認を行います。
inserted by FC2 system